アルセーニエフの名

ウラジオストクと並ぶ極東ロシアの代表都市ハバロフスクは17世紀の探検家エロフェイ・ハバロフにちなんで名付けられた街名ですが、ウラジオストクから少し離れた内陸部にあるアルセーニエフの街もまたロシアを代表する探検家の名前がその由来です。偉大なるその人物はウラディミール・アルセーニエフ。20世紀初頭以降にハバロフスク地方と中国吉林省・黒竜江省の国境をなすウスリー川周辺を何度も訪れた彼は極東ロシアの自然とそこに暮らす原住民の風俗を詩的に描いた作家としても有名で『ウスリー地方探検記』や『デルス・ウザーラ』などの名作を残しました。その名を冠する国立アルセーニエフ博物館がウラジオストクにあり貴重な考古学系資料の数々が展示されています。彼が暮らした家とあわせて見学したいミュージアムです。



国立アルセーニエフ博物館
ロシアゆかりの探検家系譜が世界地図に
国立アルセーニエフ博物館
重厚な内装のミュージアム