ウラジオストク駅に置かれたシベリア鉄道のSL

往年の蒸気機関車

1860年にロシア帝国が当時の清国から獲得したウラジオストクはロシア語で「東方を治めよ」を意味するように19世紀末から20世紀初頭のロシア極東政策の重要拠点として建設された街です。当時は夢の構想と呼ばれた大陸横断鉄道「シベリア鉄道」が着工されたのは1891年で1904年に全線開通。西の首都モスクワと東のウラジオストクが結ばれました。ライト兄弟による人類初の有人飛行が前年の1903年という時代ですから、旅客機が実用化されるまでヨーロッパとアジアを結ぶ最速の交通機関として君臨したわけです。その後ロシア革命で誕生したソ連の工業化政策で複線化と電化が進み引退しましたが、ウラジオストク駅には往年のSLが置かれトラベラーに人気のフォトスポットになっています。



ウラジオストク駅のSL後ろ姿
観光客に人気のフォトスポット
シベリア鉄道の列車
今はこんな電車が走っています